新制限後も手札1枚で揃うエクゾディアデッキ!!妨害されたら最大5妨害の制圧盤面へチェンジ!?『スキッパーエクゾディア』【マスターデュエル】

マスターデュエル
マスターデュエル先攻ワンキル遊戯王

はいどうも皆さんこんにちは、モノコーラカードゲーム研究所 ブログ支部へようこそ!

今回は、マスターデュエルにおける『スキッパーエクゾディア』を紹介していきたいと思います。

動画での解説はこちら

『スキッパーエクゾディア』とは

今回のデッキは、《フォーマッド・スキッパー》を1枚初動としたエクゾディアデッキです。

『スキッパーエクゾディア』の特徴は?

このデッキにはいくつかの特徴があります。

  • 1枚初動で特殊勝利が出来る
  • 引きたくないカードをデッキに戻してから動ける
  • 妨害されてエクゾディアを揃えられなくても制圧盤面を敷ける
  • 手札誘発と誘発対策札をふんだんに採用している

では、これらの特徴も含めて、解説していきます。

デッキレシピと簡単な解説

はい、今回のデッキレシピはこちらです。

※それぞれの画像をクリックするとカードデータベースが別タブで開かれます。

メインデッキは60枚、EXデッキは15枚です。

60枚デッキとなっているのは、勝率を最も高くするためです。

初動であるスキッパーを手札に用意できる確率を上げることも大事ですが…

誘発がなければ後攻で勝つことは出来ず、誘発対策札がなければろくにエクゾディアが揃いません。

そのバランスを保つための60枚デッキです。

では、キーカードをピックアップして解説していきます。

封印されしエクゾディア

最古にして最易な特殊勝利カードです。

説明するまでもないと思いますが、このカードを含む『封印されし』カードを5種類手札に揃えた時、デュエルに勝利します。

これを揃えることこそが、このデッキの着地点です。

フォーマッド・スキッパー

今回のデッキの絶対的な初動です。

このカードさえあればエクゾディアが揃います。

《フォーマッド・スキッパー》にアクセスするカードは今回のデッキに10枚採用されているため、実質1枚初動が13枚存在することになります。

《スモール・ワールド》は特定のコストが必要なため厳密には1枚初動と言えませんが、かなりの高確率で使用できる工夫をしているので初動は13枚と言って差し支えないでしょう。

これについては後述します。

《フォーマッド・スキッパー》は、レベル1のサイバース族モンスターです。

このカードには以下の2つの効果が携わっています。

  • EXデッキのリンクモンスターを見せることで、そのモンスターとしてリンク素材に出来る
  • リンク素材として墓地へ送られた場合、レベル5以上のサイバース族モンスターをサーチ出来る

1つめの効果は少しややこしいですが、よくある名称コピー効果ではありません。

あくまで『リンク素材とするときに同名モンスターとして扱える』というだけです。

今回のデッキではEXデッキから《スケアクロー・ライトハート》を見せますが、その名前等をコピーするわけでなく、あくまでリンク素材とするときだけ同モンスターとして扱います。

分かりづらいですね。

ライトハートは、ライトハート自身を素材にリンク召喚出来る召喚条件を持っていますので、スキッパーの効果を使うことで出すことが出来ます。

細かい解説は省きますが、このカードから動いてなんやかんやすることで、本格的に動く前にスカルデットを出すことが出来ます。

これでデッキに眠っていて欲しいカードをあらかじめデッキに戻してからソリティアを開始することが出来るわけですね。

召喚僧サモンプリースト

古からのコンボデッキのお供です。

手札の魔法カードを捨てることでデッキからレベル4モンスターをなんでも出すことが出来ます。

このデッキでは、エクゾディアを揃えるために必要な《レスキュー・フェレット》と《黒き森のウィッチ》にアクセスするための手段として使用します。

青竜の召喚士

今回のデッキで最も過労死するカードです。

場から墓地へ送られることでデッキからドラゴン族・戦士族・魔法使い族の通常モンスターをサーチ出来ます。

名称ターン1がついていないため、このカードを何度も蘇生し、何度も墓地へ送ることでエクゾディアパーツをそろえていきます。

神聖魔皇后セレーネ

過労死枠その2です。

魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上という比較的緩い条件で出せるリンク3モンスターです。

墓地に魔法が3枚以上あれば、好きな魔法使い族モンスターを墓地から特殊召喚することが出来ます。

これを3枚使うことで、上述した《召喚僧サモンプリースト》や《青竜の召喚士》を何度も墓地から特殊召喚し、エクゾディアをそろえていきます。

展開ルート解説

では、展開ルートを解説していきます。

※略語・用語解説
NS→通常召喚
SS→特殊召喚

サーチ→デッキから特定のカードを手札に加えること
リクルート→メインデッキからモンスターを直接特殊召喚すること
蘇生→墓地からモンスターを特殊召喚すること
回収→墓地からカードを手札に加えること

基本ルート

初動:フォーマッド・スキッパー(及びそれをサーチ可能なカード)

※スモール・ワールドを使う場合、デッキの《双天脚の鴻鵠》を経由するとほぼ全てのカードからほぼ全てのカードにアクセス出来ます。

  1. フォーマッド・スキッパーをNS
  2. フォーマッド・スキッパーの効果を発動し、EXデッキのスケアクロー・ライトハートを見せる
  3. スキッパー1体でライトハートをSS
  4. スキッパーの効果でパラレルエクシードをサーチし、ライトハートの効果でライフォビアをサーチ
  5. ライフォビアを発動し、ライヒハートをサーチ
  6. ライヒハートをライトハートの真下にSS
  7. ライヒハートの効果を発動し、肆世壊の新星をサーチ
  8. ライトハートとライヒハートの2体で豪炎の剣士をSS
  9. 手札のパラレルエクシードの効果を発動し、リンク先にSS
  10. パラレルエクシードの効果を発動し、同名モンスターをリクルート
  11. 肆世壊の新星を発動し、ライヒハートを蘇生
  12. 豪炎の剣士とライヒハートの2体で聖騎士の追想 イゾルデをSS
  13. イゾルデの効果を発動し、フェザーマンをサーチ
  14. イゾルデの効果を発動し、妖刀竹光・ガスタへの追風・執念の剣・月鏡の盾を墓地へ送って終末の騎士をリクルート(終末の騎士、サモンプリーストを素引きしていた場合ダークグレファーをリクルートし、それをコストにする)
  15. 執念の剣の効果で執念の剣自身をデッキに戻し、妖刀竹光の効果で折れ竹光をサーチ
  16. 終末の騎士(ダークグレファー)の効果を発動し、デッキからサモンプリーストを墓地へ送る(サモンプリーストを素引きしていた場合、なにも墓地へ送らない)
  17. ガスタへの追風の効果を発動し、手札のフェザーマンを墓地へ送ってガスタへの追風をサーチ
  18. 終末の騎士(ダークグレファー)とパラレルエクシードの2体でデュガレスをSS
  19. デュガレスの効果でサモンプリーストを蘇生
  20. サモンプリーストの効果を発動し、手札の折れ竹光を捨ててレスキュー・フェレットをリクルート(レスキュー・フェレットを素引きしていた場合、何もしない)
  21. フェレットを除く4体のモンスターでスカルデットをSS
  22. スカルデットの効果を発動し、デッキから4枚ドローしてデッキに残っていて欲しいカード(ジェット・シンクロン、青竜の召喚士、黒き森のウィッチ)を含む3枚をデッキに戻す
  23. (フェレットを素引きしていた場合、スカルデットの効果を発動し、手札からSS)
  24. フェレットの効果を発動し、スカルデットのリンク先に封印されしパーツ(腕か足のどれか)、ジェット・シンクロン、青竜の召喚士をリクルート
  25. 青竜の召喚士とジェット・シンクロンとスカルデットの3体で神聖魔皇后セレーネをSS
  26. 青竜の召喚士の効果で封印されしパーツをサーチ(1枚目)
  27. セレーネの効果を発動し、カウンターを自身に乗せる
  28. セレーネの効果を発動し、青竜の召喚士を蘇生
  29. 青竜の召喚士、封印されしパーツ、セレーネの3体で2体目のセレーネをSS
  30. 青竜の召喚士の効果で封印されしパーツをサーチ(2枚目)
  31. セレーネの効果を発動し、カウンターを自身に乗せる
  32. セレーネの効果を発動し、サモンプリーストを蘇生
  33. サモンプリーストの効果を発動し、ガスタへの追風を墓地へ送って黒き森のウィッチをリクルート
  34. 黒き森のウィッチ、サモンプリースト、セレーネの3体で3体目のセレーネをリクルート
  35. 黒き森のウィッチの効果で効果モンスターである封印されしエクゾディアをサーチ(3枚目)
  36. セレーネの効果を発動し、カウンターを自身に乗せる
  37. セレーネの効果を発動し、青竜の召喚士を蘇生
  38. 青竜の召喚士とセレーネの2体でファイアウォール・ドラゴンをSS
  39. 青竜の召喚士の効果で封印されしパーツをサーチ(4枚目)
  40. 墓地のジェット・シンクロンの効果を発動し、手札を1枚墓地へ送って蘇生
  41. ジェット・シンクロン1体でサクリファイス・アニマをSS
  42. ファイアウォール・ドラゴンの効果を発動し、最後のパーツを墓地から回収(5枚目)
  43. エクゾディアの効果が適用され、デュエルに勝利する

以上のように、スキッパー1枚から不要なカードをデッキに戻しながらエクゾディアを揃えに粋ことが出来ます。

続いては、妥協展開の解説をします。

妥協ルート

初動:フォーマッド・スキッパー1体
ただし、スキッパーの効果にヴェーラーや無限泡影を当てられ、ライトハートが出せない場合

このような状態の場合、エクゾディアを揃えられないため制圧展開に移行します。

  1. フォーマッド・スキッパーを召喚
  2. スキッパー1体でベイルリンクスをSS
  3. ベイルリンクスの効果を発動し、転生炎獣の聖域をサーチ
  4. スキッパーの効果でパラレルエクシードをサーチ
  5. 転生炎獣の聖域を発動
  6. 聖域の効果を適用し、ベイルリンクス1体でベイルリンクスをSS
  7. パラレルエクシードの効果を発動し、手札からリンク先にSS
  8. パラレルエクシードの効果を発動し、同名モンスターをリクルート
  9. パラレルエクシード2体でダランベルシアンをSS
  10. ダランベルシアンの効果を発動し、斬機サーキュラーをサーチ
  11. 斬機サーキュラーの効果を発動し、デッキからナブラを墓地へ送って手札からSS
  12. ダランベルシアンの効果を発動し、ベイルリンクスをリリースしてナブラを蘇生
  13. サーキュラーの効果を発動し、斬機超階乗をサーチ
  14. ナブラの効果を発動し、サーキュラーをリリースしダイアをリクルート
  15. ナブラとダイアの2体でジャイアントハンドをSS
  16. 斬機超階乗をセット

ジャイアントハンドは、相手の場でモンスター効果が発動した時、そのモンスターを対象にとって無効にする効果を持っています。

更にその効果のコストはX素材2つであるため、ジャイアントハンドの効果使用後は墓地に3種類の斬機モンスターが揃うことになります。

その後に《斬機超階乗》を発動すると、《斬機ラプラシアン》をエクシーズ召喚することが出来ます。

ラプラシアンはエクシーズ召喚成功時、素材を3つまで取り除くことで、その数まで以下の効果を使用できます。

  • 1枚ランダムハンデス
  • 相手の場のモンスター1体を選んで墓地へ送る
  • 相手の場の魔法罠1枚を選んで墓地へ送る

つまり、最大で3枚分相手のリソースを剥がすことが出来ます。

更に、《斬機ダイア》を素材に斬機モンスターをXデッキから出した場合、そのターン1度だけ相手の効果を何でも1度無効に出来ます。

つまり、この妥協展開の盤面は、2妨害3除去であるということです。

これだけ妨害があれば返しで殴って勝てるでしょう。この時点では6000打点しか用意出来ないので、何かしらの方法でモンスターを立てる必要はありますが…

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました!

今後も本ブログやYouTubeにて情報を更新し続けていきますので、よろしくお願いいたします!

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